皆さん初めまして。株式会社Dai B2BS div. CSチームのJとMです!
私たちが働く株式会社Dai「出社を前提としないはたらき方」を進めており、
コーラルワークを目指しています。

出社をしないため、社員の住んでいる場所も北海道から沖縄まで様々で、
社員がリアルで顔を合わせるのは、年4回のGM(General Meeting)のみ。
GMの際も一緒に働くというよりは、会社のことをみんなで考える機会として活用しています。

コーラルワークってなんだ?」「GMってなんだ?」と思った方はぜひ、
代表ブログを読んでみてください。
▼株式会社Dai 代表ブログ
https://blog.dai.co.jp/

 

そんな株式会社Daiの B2BS div.「Bカート」にて
カスタマーサポートをしているのが、私たちCSチームです。

完全テレワークってどんなもん?株式会社Dai B2BS divのCSチームってどんな雰囲気?
どんな仕事してるの?と気になっている方必見!

新しい試みとしてCSチームでオフライン合宿をしてみたので、
実際の様子をまとめてみました。

「普段完全テレワークで会わずに仕事をしている人が会ったらどうなった!?」
「入社からずっとテレワークのチームが会って仕事をしたらギスギスするってほんと!?」
「オンラインでの仕事とオフラインでの仕事の違いは!?」をご紹介します!

 

なんでわざわざ会って仕事をすることに?

きっかけはワーケーション!?

CSチームは社内で一番集まりにくいチームと言われています。
というのも、営業日は毎日10時〜17時でお問い合わせ対応があり、
移動時間が確保しづらく、業務の性質上セキュリティを考慮して働く環境を選ぶ必要があります。
そのうえ、スタッフの住んでいる地域も北海道から兵庫と社内1,2を争う遠隔チーム。

そんな集まりにくいチームなのに、なぜ集まることになったかというと、ある日のアサカイで
「コーラルワークの一環として、ワーケーションしてみるのもいいんじゃない?」が話題になったところからでした。

「集まりにくいチームがあえて集まってワーケーションするって面白そう!」
というわけでCS合宿を行うことになりました!

 

なぜ合宿?

「え?ここまで”ワーケーション”と言っていたのになんで急に”合宿”?わけわからん!」

ごもっともです。ただ、理由がございます。

きっかけは「みんなでワーケションしたら楽しそ~」だったのですが、
じゃあ集まってなにする?と話し合っていく中で
「お問い合わせ対応の強化が出来るようなものにしたい」
「通常通りお問い合わせ対応するのは当然!」という目的がつぎつぎと挙がりました。
全部やったろ!となると、ワークとバケーションが半々の”ワーケーション”とはちょっと違うな・・
ということで、「CS合宿」の命名に至りました!!

 

どんな合宿?

他者の対応に学び、改善を相互に共有し応対の質の向上を図る事を目的とし、
普段はメールで返信するお問い合わせも基本は電話で回答、
周りの声を聞きながら見聞を広めようという合宿内容となっています。

普段おうちで一人仕事をしていると、チームのみんながどんな対応をしているのか見聞きすることが出来ません。

今回は普段聞けないみんなの対応を見聞きしながら、仕事をする。
プラスでチームリーダーによる『いまさら聞けない正しい日本語講座』や、
CSの始祖による『CSSやJavascriptのできること講座』を受講することで、
「自分の対応に取込み視野や知見を広げてやろうじゃないか!」という合宿でした。

あくまで合宿!日常業務に穴をあけないでいかに多くの事を吸収できるか!!

メンバーの中には小さなお子様がいる方もいるので
「子供がいる環境でのお仕事ってどんな感じ?」を体感できる合宿でもありました。

 

会って仕事をしてみたら実際どうだった?

合宿の効果

合宿の効果として結論から言うと想定以上にめっちゃ良かったです。
何が想定以上かというと、
集まって仕事をする一体感、スピード感、対応の幅の広がり、他メンバーに対する理解など、
想定していた以上に効果を感じました。

ここでメンバーの感想をすべて紹介したいところですがレポート100枚分くらいになってしまいそうなので、
アンケートをもとに合宿して良かった点をランキング形式で感想の一部をご紹介します。

 

 

第3位
『他メンバーの生の対応が聞けるのが良かった』

 


「他者が話している内容を(勝手に)聴けて、そうだったのかと理解することにより、
電話応対の丁寧さや場面によって言い換えている言葉など各自スキルアップに繋がる機会となった」


「オフラインで同じ場にいたおかげでMさんとYさんのB2Bの商習慣についての会話を聞けたので、
質問したりとても理解が深まったように感じた。」


「力が入りすぎていることから空回りしていたことが分かったうえに
みんなのヒアリングの仕方でお客さん相手でもどんどん聞いていく体制が参考になった。」

この点については合宿後のコーラルワークにも活かせるのではないかと話し合い、
オンライン空間上で集まってお互いの声が聞こえる状態で仕事をしています。

ただ、ずっとお互いの音声や映像が共有されている状態は監視されている気分になるケースも考えられます。
現状それを良いと感じるメンバーがたまたま集まっているということもありますが、
今回の合宿により常につながっていることの良さを共有できたことがいい影響になったと思います。
そして合宿後取り組んでみて、オンライン空間でもすぐ話しかけられるし雑談できる環境ってやっぱりいいな〜と感じています。

 

 

第2位
『画面をすぐにのぞきにいける環境が良かった、いい緊張感だった』


「画面を一緒に見ながらできる研修や、相談はリモートでいう画面共有と一緒では?と思ってた部分もあったがやっぱり全く違う」


「画面を直接見に行ったり来たりが自然発生し、それぞれの理解の速度上昇に寄与している」


「周りに人がいるおかげで緊張感というか周りの目がある感じでいつもと同じぐらい集中できました。」

コーラルワークではどうしても「画面共有」をしないと他スタッフの画面は見れませんが、
対応の内容や画面遷移を知りたい時など、勝手に画面を覗きにいける環境はとても刺激になったようです。
また、その周りの目が対応する側のいい緊張感となりました。

 

 

第1位
『電話対応への固さが取れて対応への余裕ができた』


「他者の電話対応を聞く事により、言葉というより声のニュアンスや聞き方を通して、
問い合わせに対しよりヒアリングしやすくなった。各メンバー間で対応の高度化が進んでいたと思う。
また、電話対応に対する苦手意識を軽減できたのも良かった。」


「集まると変に緊張したり喋りにくくなるかなと思っていたが、周りに人が居て聞かれている状況の方が、意外に緊張しなかった。
むしろ聞いてもらっているという安心感やいい意味の緊張感があって、電話対応に対する苦手意識がやわらいだ。」


「合宿中やその後の対応でも(いい意味で)力が抜けて電話対応への苦手意識が減った。
ヒアリングもスムーズにできたように思う。」

電話対応への苦手意識や緊張が取れたという声が一番多かったです。
普段一人で対応していることや、決められた形もあまり定まっていないことから
電話へ苦手意識を持ってしまっているメンバーもいましたが、今回全員の対応を聞けたことで、
自分の中にあった「これでいいのかな?」が払拭されたようでした。

上記の感想以外にも、合宿によって様々な効果を感じた声がありました。

その他感想:実際の声

「人を理解するうえで、その人の周りにいる方々を知るというのはめちゃめちゃいいと思った。
コーラルワークの実態というのをリアルで感じれたのも良かったと思う。」


「勤務後の交流に関しても、ネットワーク越しじゃないのでタイミングが合いやすく
いつも以上に円滑なコミュニケーションが取れてより親密になれたと思う。
熱い議論もオフラインならではかなと。」

オンラインではできないチームビルディングに繋がり、より「チーム力」が増しました!

 

合宿中のスケジュール

チームビルディングを図り、より連携の取れたチームになるべく以下のスケジュールで決行しました!!
合宿の雰囲気をみてほしいのでなるべく多くの画像を入れてみました。
「そんなんいらんねん!」という方はスルーしてまとめをご覧ください。

Point!

・時折目を合わせて会話をしている(これオンラインじゃ難しい)
・皆の距離が近い
・お昼なども一緒に行動
・子どもがいる環境で仕事をしている

<1日目>
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10:00~12:00 電話対応
(遠方メンバーは移動)

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12:00~13:00 みんなで地元の名物ランチ

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13:00~16:00 電話対応
(遠方メンバーは移動)

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16:00~  全員集合!Opening MTG

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16:00~17:00 電話対応ロールプレイング

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17:00~17:15 ユウカイ

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17:15~18:00
チームリーダーによる正しい日本語講座
参加キッズが読み上げ、司会補助をする
接続詞クイズタイム

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18:00~
おかず・メイン・つまみ
好きなものをチームに分けて買い出し作戦。
チーム分けは参加キッズが采配を振るう!?

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<2日目>
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9:00~      アサカイ

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10:00~12:00 電話対応

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12:00~13:00 みんなで地元の名物ランチ

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13:00~14:00 電話対応

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14:00~15:00
電話対応ロールプレイング
始祖によるjs・styleでできること講座

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15:00~17:00 電話対応

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17:15~17:20 ユウカイ

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17:15~18:00
Closing MTG

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18:00~ 宴会!
チームビルディングのため
お題を出してそれぞれ語る会、
人となりを深く知る
会社について熱く議論

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おまけ1
参加キッズと息抜きタイム

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おまけ2
みんなで名古屋城
with信長 是非もなし

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まとめ

今回の合宿では良い結果の他、スケジュール感や費用面など多くの課題も見つかりました。

合宿によってオンラインで働く良さをあらためて認識することもできました。
オンラインの良いところは、それぞれのライフスタイルを大切にしつつ仕事ができるところだと思います。
例えばこどもの宿題をみながら仕事が出来たり、一緒に生活している動物たちとの時間を楽しんだり、
田舎で生活していたり都会で生活していたり。

出社がなくなることで、それぞれが大切にしたいものを尊重しやすくなるように感じています。
自分が好きなことを大事にできるってすごく嬉しくて、仕事への活力に繋がっているように思います。

オフラインの良いところは、目を見てお話ができること、距離が近く聞きやすい環境であること、
みんなの仕事を間近で見ることが出来ることだと思います。
オンラインだと、お互いが画面を見て話すので目を合わせることが出来ません。

目って意外と言葉以上に物を語るので、
「あ、この熱量で話してたんだ」みたいなところなどがオフラインだと伝わりやすく感じました。
またみんなの距離が近いので誰が今何をしてるかを把握することができ、質問をしやすい環境でありました。
(オンラインだと何をしているか把握しにくいので、スッと聞くのがムズカシイ時があったりするのです)
オンラインだと感じにくいリアルを知ることが出来るのはチームビルディングの点からも重要かと思います。

日々仕事をしていく上で、上記の感覚を継続できるような取り組みを考えるべきと声が上がりました。

実際の声
「オフラインの方が良いよね。で終わらさないこと。(中略)
オフラインで良いなと思ったことをオンラインでも実現する努力と、
次回のオフラインではオフラインの良さを最大限活かす取り組みができれば
今回の合宿を最大限活かすことができるのでは。」

現在CSチームでは、Gatherというオンライン空間を使い仕事をしています。
合宿前はMTG時に集まり、業務中は各々離れて仕事をし、
用事があるときのみ話しかけに行く、という形式で仕事をしていました。

しかし、合宿時のようなオフラインの環境に出来る限り近づけるよう工夫していくことで、
今回得た学びや感覚を最大限活かすことができるのではということになり、
合宿後は常に近くにいる状態で業務をしてみるようにしました。

どうしてもオフラインと丸々同じようにはなりませんが、各々が何をしているのか、
リアルはどんな状態か以前より把握しやすくなり、また業務内での連携もスムーズとなりました。

ライフスタイルに合わせオンラインで仕事しながらも、
チーム内でのコミュニケーションや業務連絡・業務スタイルはオフラインと遜色の無いように、
オフラインとオンラインそれぞれの良いとこどり!!をして、
次の合宿、また普段の業務へつなげることで、最強CSチームが完成する未来も遠くないかもしれませんね!

さて、少しでも会社の雰囲気が伝われば嬉しいですが、興味を持っていただけたでしょうか。
もっと知りたいと思ってくれた方、一緒に働きたいと思ってくれた方、あなたのご応募待ってます!

 

さいごに

今回合宿を行ったのは岐阜県中津川市にある『The Ryokan O』さん!
一棟貸切プランがある宿泊施設で、
1階は共用のカフェ&バー・スペースや体験スペースとなっており、
お仕事はカフェスペースにて真ん中に囲炉裏のある大きな木のテーブルを囲みながら行いました。

Wi-Fiもしっかりあるのでノンストレスで業務が出来ました。
また今回は「写ルンです」を1個プレゼントしていただいたので、
思い出などを写真で残すことが出来ました。
(この記事でも何枚か写ルンですでとった写真をあげてます♪)

スタッフの方々も優しくとても、たくさん、すごくお世話になりました!
この記事を読んでチーム合宿やワーケーションを考えてる方がいたら、「TheRyokanO」さん、とってもおすすめです!