文化教養費と学習図書費の使い道教えて!
株式会社Daiには、理念を実践するために補助する費用である「文化教養費」と「学習図書費」がある。
今回はそれぞれ興味深い使い方をしたお二人に話を聞いた。
GMに始まった旅は最終地ウポポイへ。文化教養費Kさんの使い方
—今回Kさんはウポポイに行かれたと聞いています。なぜこの場所を選んだのでしょうか?
ウポポイへ行く前の行程として支笏湖や苫小牧のバスツアーを予約してたんですけど、その翌日はフリーだったのでどこかいい所ないかな?と思っていて。他の社員に聞いてみたら「ウポポイがいいよ」ってお勧めしてもらって。
—行ってみていかがでしたか?
施設自体がとても新しくて湖のほとりにあるんですよね。そこに”ただ居る”だけでも気持ちよかったです。実際はアイヌ文化の体験がメインの施設なので、本当はそこでアイヌの踊りや唄を聞けるんですよ。ただ僕は事前予約無しで行ったのでほとんどの体験プログラムが満席で参加できなくて・・・
で、その場で体験できたのが「アイヌの楽器演奏」だったのですが、事前知識が無かったためにその曲の終わりがどこかも分からなくって。このあたりは事前にアイヌの知識を入れていけばよかったなあと思っています。
—施設の中で一番印象的だったのは何でしたか?
実はソフトクリームなんですよ!北海道ってことだからかすごく美味しくて。というのも、この施設は本来一日がかりでゆっくり見るべき施設であって今回は時間の制限がある中での行動だったので、バタバタしていて・・印象に一番残ったのは湖畔でゆっくり食べたソフトクリームの美味しさでした。
—今回の経験で積みあがった「教養」はありますか?
うーん・・・難しいですね。でも、今回アイヌの価値観を知ることができたのはよかったです。あとは、この前日にもツアーで支笏湖や苫小牧を周っていたんですが、その時に添乗員さんからその土地の話を聞いてたんですよね。
で、ちょうど同じタイミングで同じ場所を周っている番組が放送されてたんですよ。その番組ではツアーで周ったあたりの地形が水力発電に凄く利用しやすい地形である、といったことも紹介されていたんですが、自分が周って体験してきたおかげでその水力発電の話がとても良く理解できました。そういう意味では「知識」だったものが体験を通して「教養」にもなっているのかな?と感じます。
—最後に、今後こういったことに文化教養費を使いたい、というコトがあれば教えてください。
そうですね、近場の美術館なんかは行きつくしたので、今後はGM(※株式会社DaiではGeneral Meetingと称して3ヶ月に一度リアルで社員全員が集うことをしています)で遠くへ行ったときにそこでしか行けない場所に行ってみたいです。
—ありがとうございました!
20代にとって大切なことってなんだ?学習図書費Sさんの使い方
—なぜこの本を選んだのですか?
インスタやTikTokを見ていると「20代のうちにやっておくこと」や「大学生のうちにやっておくこと」みたいな「〇〇のうちにやるべき」といったテーマのものが溢れていますよね。最初のうちはそれこそ面白くて聞けてるんですけど、ずっと聞いてると「またこれか」って聞き飽きてきて。そんな中である日書店に行ったらまた同じようなタイトルの本が売ってるわけですよ。「無料で同じような内容の情報が溢れかえっていつ中、まさか同じような内容の本じゃないよな?」と確かめる意味合いで購入しました。
—実際に読んでみてどうでしたか?
それが面白かったんですよ!ちょっとびっくりしました。この本で書かれていることは「自分の中でそれぞれのテーマをどう捉えていくのか」という自分軸での考え方だったんですよね。だから特に「愛の意味を知る」という章は考えさせられました。今でも答えは出ていませんが。
—愛の意味・・・これは哲学的なテーマですね。
そうなんですよ。書かれていた「愛の定義」には「愛とは無条件で与えるもの」とあって。自分の行動を省みた上でも気付かされる内容でした。
—この本の中で一番心に残った内容はありますか?
「あなたには凄い才能がある」という章はとても印象深いものでした。この章の中で「光・養分・熱量」が大事だと書かれていたのですが自分にとっては
光=株式会社Daiで教えてくれる先輩方
養分=ほめられること
熱量=「やりたい」という強い気持ち
だと思っていて、特に「熱量」については今プログラミングにとても興味がありUdemyの講座を受講するなどして自分自身の理解を深めています。
—学ばれたプログラミングは今の仕事に関連性はありますか?
直接はないです。でも僕は今CS(カスタマーサポート)の仕事をしていて、この分野の理解を深めることでお客様に対して提案の幅が広がり、より面白い仕事にできると思うんです。ここの熱量は今かなり高いですね。
—今まで読書習慣はありましたか?
学生時代はそれこそ図書館へ通ったりしながら小説などの本を読んでいたのですが、社会人になってからは忙しさを理由にあまり読んでいなかったです。
—学習図書費という補助費が無くても今の本は買っていましたか?
もともとこういう本には懐疑的だったので正直購入していなかったと思います。でも、学習図書費があるから買って確かめてみようって思えたんですよね。そして読んだ結果とても良かった。これは是非社内の同じ年代の人たちと感想を共有しあいたいなって思います。
—じゃあ本の座談会みたいなのがあったらやってみたいですか?
いいですね!面白そうなのでやってみたいです!
—今日はありがとうございました!